ラウンドをしていると、見逃しそうな僅かな変化に気がつくことがあります。そのようなちょっとした気付きや、練習のための器具など、ゴルフを取り巻く「雑学」について、解説していくことにしましょう。ここでは、グリーンキーパーが丹念に整備した「カップ周囲」の変化を見てみましょう。
芝の目を読むことはなかなか難しいものです。しかし、ホールを観察してみると、意外なことに気が付きます。そのカップ周りの削れ方で、カップ周辺の芝の目がよみとれるンですね。
左の写真下部と上部のカップの切り口を比べてみてください。写真下部は切り口が崩れて見え、上部は切り口がきれいに見えます。この見え方から判断すると、芝生の目は写真上部から下部へ向かっていることがうかがえる、というわけですね。
丘の公園清里ゴルフコースのイベントとして、毎年、春と秋に「パッティングレッスン会」を実施しています。レストラン前のパッティンググリーンにて、ツアープロが試合の合間に使う練習器具などを並べ、お客様に体験していただいております。ちょっとした気づきがスコアアップをもたらします。是非、ご参加ください。